2016年3月7日月曜日

松屋イベントに向けて製作中 ユニフォームバッグ製作風景 裁断編

こんにちは。

バッグ工房サポネッタです。


来週から始まる銀座松屋 ジャパン クリエーション ミュージアムで販売する商品を


職人ケンさんが一生懸命製作中です。



その一部商品、いつも人気の

60-70’Sイタリアの自転車ユニフォームの古着リメイクバッグをご紹介します。

(注意:下の画像の商品は過去に販売された商品で在庫は有りません。)



60~70年代のスポーツウエアはまだ、

早乾素材や、通気性のよい素材なんていう

ハイテク素材なんて開発されていない時代。




厚手のコットンニットにコード刺繍やフロッキープリントで

チーム名を刺繍(プリント)していました。

今現在、ハイテクな時代になると、

このアナログ感がとてもかわいく愛おしく感じます。



そんな素材でバッグを作ってみました。




今では素材自体に価値が出てしまい、

なかなか入手できません。



いつまでこのシリーズが出来るかわかりませんが、

素材が手に入る限りはやっていきたいと思っています。




古着リメイクの為、世界にただ一つしかないバッグです。



もし同じものがあるとしたら、

それはチームのユニフォームが複数枚集まったという事になりますね。












今回は古着の裁断作業を説明します。




古着はその持ち主の着クセがあり、

一枚ずつ違う為、まとめて裁断ができません。

なので一枚ずつ解体していきます。




↑裁断前

もちろん、このままでも着れますし、
この状態でも価値のあるヴィンテージ商品です。


↓それを!惜しげもなく解体!


脇からガッツリ切ります。




↑ミシンの針が通らないファスナー部分は

ファスナーを丁寧に切りはなします。




↑ファスナーを切り取ったら

裏側から縫い合わせてふさぎます。




↑表から見た所。

古着なのでこういった所も味になってます。





↑その解体した素材に、

型紙に合わせて切ったアクリル板に沿って裁断していきます。


なぜ型紙をわざわざアクリル板に写すのかと言うと、

バッグになった時に、バランスよくロゴが入るようにする為。

これはさすがに職人さんには任せられません!












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