2016年3月9日水曜日

松屋イベントに向けて ユニフォームバッグ製作風景 革パーツのダメージ加工編

こんにちは。

バッグ工房サポネッタです。



今、3月16日~22日まで銀座松屋で行われる、

ジャパンクリエーションミュージアムに出店する時に、

販売する商品を製作中です。(職人ケンさんが)


その下準備は私がやっています。


中でも最も面倒で、もう絶対にやりたくなくて、気の遠くなる下準備が、

60-70’Sイタリアの自転車ユニフォームの古着リメイクバッグです。




これをやるたびに文句しか口から出ません!




今日は革パーツのサンダー掛け。




革にやすりをかけて洗う事で、

よりヴィンテージ感が出るんです。


出てしまうんです…味が…






↓↓裁断された革パーツをひとつずつやすり掛けます。

細かい傷が入ってるの見えますか?





洗いを掛けた時に、この傷の中に水が入りいい味を出すんです。

出しちゃうんです…出さなかったら手間じゃないのに…

もう!面倒くさい!








↓サンダー掛け中

すっごいうるさいんですよ~





←左 加工前    やすり掛け加工後  右→


わかりますかね?この違い。





革関係の仕事をしていると、


少しでも傷が入ったら「B品」になってしまう為、


爪も伸ばせずに、


傷に対してかなり神経質になります。






なので最初この加工をした時、すごく抵抗がありました。


でもこんなに味が出ちゃうんですよ!


左:洗い加工後  中:やすり掛け後  右:加工なし






やすり掛けた後にケンさんにステッチを掛けてもらってから洗います。






↓やっぱりこの子たちには、

キレイキレイなレザーよりも

クッタリ味のあるレザーが似合う。






文句ブーブーの日々はまだまだ続きます…


















ステッチ~洗い加工をするとこんな風になります。

ダメージ加工の作業過程はこちら



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