おはようございます。
バッグ工房サポネッタです。
今シーズン新作商品をアップしたら、
思った以上に反応がありバタバタしておりました♪
そして昨日の夕方から、またまた作業に戻っております。
↓さてさてこの道具は何に使うものかわかりますか??
かなり使い込まれてて汚いですが・・・
革パーツのコバ(切り落とし面)にお薬を塗ってきれいに仕上げるのですが、
そのお薬を塗る道具です。
お薬・・・塗料と言った方がいいかな。。
うちはバスコ無色を使っています。
色もたくさんあるので革の色に合わせて選ぶのが普通ですが、
弊社はお金ないので…無色で統一してます(泣)
↑こんな風にバスコを溝にいれて、
革のパーツをローラー部分の上で転がします。
コバの部分だけに付くように、直角にころがす。
少しでもゆがむと塗料がはみ出します。
慎重にね。
コバにだけ塗れました。
それらをBBQ網に乗せて乾かします。
この作業を何度か行います。
乾かして磨き⇒乾かして磨きの作業を
繰り返して光らせるという、
なんとも気の遠くなる作業があるのですが、
サポネッタはそこまではしません。
磨きの作業は高級ブランドや高価な商品によくつかわれる手法。
コバ塗りするだけでもご覧の通り手間が掛かりますが、
磨きは更に何倍も手間が掛かります。
あ、そういえば先日あった若手の革小物の職人さん、
この磨きの作業をしてきれいに輝いた時に幸せを感じると言ってました。
久々に変態に会ったと感動しました(笑)
こういう若手の変態がどんどん増えてくれると
バッグ業界も安泰なんだけどな~~~
お店の商品を見るときにちょっとだけ気にして見てみてください。
「結構面倒くさい事やってんなー」なんて思ってくれたら、
作り手は嬉しいです!
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