昭和22年(1947年)から続く新宿TAKANOさん。
この8月末に閉店されるとのお知らせをいただきました。
東京在住の鞄、革小物好きは絶対に知っているタカノさん。
このような老舗のいい鞄屋さんがなくなってしまうのは
業界にとっても、鞄好きにとっても非常に痛手だと思います。
あまりにも悲しいので、私事で恐縮ですが少し想い出話を。
タカノさんは新宿伊勢丹の真正面という好立地で、
いわゆる「こだわってこだわってこだわり抜いた逸品バッグ」を扱う
他とはかなり違う鞄屋さんです。
20年以上前のことですが、
毎日タカノさんの前を通り予備校へ通っていました。
お店の前を通っただけで革の匂いがしてきそうなお店。
当時は高くて手が出なかったけど、ウィンドウはよく眺めてました。
恥ずかしながら夫への初めてのプレゼントもタカノさんで購入しました。
私たち的には非常に想い出深いお店です。
そのタカノさんにDOORSという合同展でお声をかけて頂き、
めちゃくちゃテンションが上がったのを覚えています。
お取引が始まったのはその2012年のドアーズの時からです。
「あんな素敵な鞄屋さんがサポネッタの商品をオーダーしてくれた!」と、
周りに言いふらし自慢しました。(いまだに言ってます!)
タカノさんとお取引が出来て本当にうれしかったです。
心から感謝いたします!
どうもありがとうございました!
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