2016年2月16日火曜日

ポーチのファスナーの端の始末の話。

こんにちは。

バッグ工房サポネッタです。



今、鞄業界(に限らないと思うのですが)、深刻な職人不足なんです・・・

とうとう今季は私も、一部商品を作っていて、

職人と化してます。



どなたか鞄~袋物小物など袋物系の職人さんご存知でしたら

是非ご紹介ください!ヘルプです。





さて、そんなこんなで今ポーチ系を作っています。



この平ポーチ、70’Sイタリアのデッドストック生地を使っています。

生地の上にビニールコーティングを施して汚れにくくしています。

I-PAD miniが入りなかなかの収納力。

展示会でも人気が高く、たくさんオーダー頂きました!



「わーい!わーい!」って喜ぶのつかの間、

すぐに作ってくれる職人さんがいない!!という問題にぶち当たります。



仕方ない、自分で作るか。




サンプル作ったのは私で、極力簡単に縫製出来るように

考えたつもりでした・・・・が!

全然簡単じゃなかった!!!


やっぱり、数本作るのと、量産するのとではちょっとした手間が

ものすごく時間を食う手間になってしまうという事。


今週はこのポーチシリーズの生産風景をご紹介します。

半ば愚痴です…すみません(泣)。




例えばこのファスナーの端の始末。

あて革とかしてもっと簡単な方法があったはずなんですが、

サンプル作ってる時に「このほうがかっこいいかな~~」なんて

こういう仕様にしてしまった・・・・・

↓の結果・・・・

ファスナーの端を全部折り込まなくてはいけなくなってしまい…


↑このように折り込む



↓その為に、両面にノリを塗って乾かすという、

とてつもない手間が一つ増えました…



↓バーベキュー網にのせて

乾かしてます。



きっと誰も気づかない、ファスナーの端の始末のお話しでした。











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